シャープが高齢者対応の掃除機 手元で軽く

 シャープは12日、掃除で手元にかかる荷重を業界最軽量級の400グラムに抑えた「紙パック式キャニスター掃除機」を21日に発売すると発表した。市場想定価格は税抜き5万円前後。コードレススティック型の需要が伸びる中で品ぞろえを増やし、特に高齢者への需要に応える。

 モーターや電池が手元に集まるスティック式に比べ、使用時の手元の軽さがキャニスター型の特徴で、新商品は炭素素材を使って軽量化に努めた。また、玄関清掃用のブラシも用意。専用の収納ケースにノズルを差し込んで付け替える形式で、利用者はかがまず玄関掃除ができる。

 シャープの推計によると、収納に便利で「2台目」の需要の大きいスティック型の国内出荷台数は、平成26年度の154万台から、31年度は285万台まで伸長。一方で、紙パック式キャニスター型は188万台から121万台に減る見通し。シャープは新商品投入で市場の底支えを目指す。