北海道発 輝く

あかりみらい 胆振東部地震を教訓に停電対策普及を目指す (4/5ページ)

 --北海道の特色を生かした企画を考案している

 「猛暑のなかで開催が予定されている2020年の東京オリンピックでは、北海道の雪氷技術を活用して大会期間中に桜を開花させ、“おもてなし”を行う、北海道雪氷桜プロジェクトを立ち上げた。全道の179市町村から桜を約2万本集め、沼田町の雪氷室に保存しておいて開花時期をずらし、オリンピック開催期間に会場で開花させ大会を盛り上げる企画だ。東京オリンピック組織委員会などに企画を伝えて、今年の夏に実験を行う。関係者から大きな期待が寄せられている」

 --ほかにも企画がある

 「マラソンコースなどの沿道に、バリケード代わりに北海道の雪柱を設置するなど、自然の冷熱エネルギー活用によって、競技選手にとっても、観客にとっても涼がとれて、環境改善につながる企画を実行したい。積雪寒冷地である北海道の雪氷技術を世界にアピールする。アイスシェルター実験やオホーツク流氷搬送実験なども行い、さらなる成功に結びつけたい。北海道の地域資源である雪氷エネルギーで東京オリンピックに貢献するとともに、将来北海道の振興に役立たせたい」

【プロフィル】越智文雄

 おち・ふみお 北海道大卒。1980年北海道電力に入社。電気事業連合会、北海道経済同友会事務局、2008年北海道洞爺湖サミット環境総合展事務局長を経て、12年あかりみらいを設立。北海道応援団フォーラム事務局長、北海道雪氷桜プロジェクト実行委員長。60歳。北海道出身。

 ≪イチ押し!≫

 ■厳冬期の災害で活躍するキット

 北海道胆振東部地震で発生したブラックアウトを教訓に売り出した、停電時の危機管理に役立つ製品のキット。自治体の首長や企業経営者らの机の下やロッカーなどに常時置いておき、災害発生直後から活用することを想定して作られた。

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