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大京、女性向け商品コンセプト刷新 単体開発から空間デザインへ

 大京は「ライオンズリビングラボ」という、女性目線に基づく新商品開発プロジェクトの活動コンセプトを刷新した。これまでは時短や効率化をキーワードとした単体商品の開発を進めてきたが、空間そのものをデザインする方式へと発想を転換。「自分らしさを実現する家時間」という概念を導入した。第1弾として、自分の趣味などに応じてレイアウトを簡単に変更できる収納空間と洗面室空間を商品化。新築だけでなくリフォームやリノベーション物件にも順次適用していく考えだ。

 ライオンズリビングラボは2005年に導入。顧客の意見を参考にしたり、社内プロジェクトを活用したりしながら、56点のオリジナル商品を開発してきた。

 しかし、「時短や効率化といった概念だけでは収まりきらなくなっており、ライフスタイルの変化や価値観の多様化に対応したものづくりが求められている」(藤田功記・商品企画室担当課長)ことを理由に、コンセプトを刷新した。

 新たに商品化したのは、限られたスペースで多様なライフスタイルに応える収納空間「ラシックスペース」。棚板やパイプの位置を趣味用品の形状や衣類の量に応じて動かすことができるようにしたほか、デッドスペースの有効活用を図るため、扉の裏側に鏡やフックを設置している。

 「スキット&スマート」は新しい生活習慣に応える洗面室空間。公募で社内ユニットを結成し洗面室対する不満な点などを集約した。

 この結果を踏まえ着脱式のハンガーパイプを設置することによって、部屋干しや夜干しを行いやすくしたほか、ドライヤーラックやヘルスメーター置き場を設けるなど、洗面室内に散乱していたものをすっきりと収納できるようにした。

 今後はキッチンやリビングルームに焦点を当てた商品を投入するなど、他空間でも企画化を順次進めていく。

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