平成振り返りイベント競う ホテル各社、結婚式プランや特製カクテル

ホテル椿山荘東京が提案する結婚式では、新婦の母親がベールダウンを行う(藤田観光提供)
ホテル椿山荘東京が提案する結婚式では、新婦の母親がベールダウンを行う(藤田観光提供)【拡大】

 5月1日の改元を控え、都心にある大手ホテルなどが、「平成」にまつわるサービスで競い合っている。今年はゴールデンウイークが10連休となることもあり、各ホテルとも趣向を凝らした取り組みをしている。

 ホテル椿山荘東京(東京都文京区)は4月末まで、親子2代で同ホテルで結婚式を挙げる人を対象に特別な特典を提供している。半世紀近く続く伝統料理「米茄子(なす)の鴫(しぎ)炊き」を組み込んだフランス会席料理コースを用意。新郎新婦とともに両家の両親が起立して牧師の祈祷(きとう)を受けるセレモニーや、式前のウエディングアイテムの手作り講座への招待などを盛り込んだ。同ホテルは「ご両親がお子さまの結婚式に関与したい、一緒に創り上げたいという意向が高まっている」とみて、両親が積極的に式に参加できるような内容にした。

 プリンスホテル(同豊島区)は全国の7施設で、新元号に改元される5月1日午前0時に挙式や祝いの演出を行う挙式プランを販売。挙式後にリムジンに乗って深夜の都内各所でロケーション撮影をしたり、花火の特典を付けたりしている。同ホテルは、運営する国内外のゴルフ、スキー場などのレジャー施設を活用し、改元をきっかけにプロポーズや記念日のお祝いなど、利用客の要望に合わせたイベントを提案していく。

 京王プラザホテル(同新宿区)は3月7日、社内審査や利用客の投票で選ばれたバーテンダー6人が、「平成の30年間」をテーマにしたオリジナルカクテルを披露するイベントを開催する。

 帝国ホテル東京(同千代田区)では昨年12月から、日本初のバイキング式レストランの開店を主導し、昭和、平成の時代に料理長を務めた村上信夫氏の功績を伝える企画を順次実施している。