東京海上日動、中小の米向けEC事業支援 アマゾン出品対象

 東京海上日動火災保険は18日、広島銀行などと提携し、中小企業が米アマゾン・コムのサイトに出品し、海外の顧客に商品販売する際の保険や資金、製品の輸送などを一括提供するサービスを3月に始めると発表した。国際的な電子商取引(EC)は需要拡大が続いており、企業の販路拡大を後押しする。

 東京海上日動は米国に輸送中の製品の損壊や、商品の不具合による訴訟対応に必要な費用を保険で補償する。広島銀は取引先企業が海外に拠点を新設する際などに必要な資金を融資する。他の地方銀行にも参加を呼び掛ける方向で検討している。

 新サービスでは、英語での出品や税関手続きをグローバルブランド(名古屋市)が支援する。グローバルブランドは複数の企業の製品輸送や、米国での倉庫業務をまとめて取り扱うため、出品企業は物流コストを軽減できるという。

 北米の消費者がECで購入する日本製品の市場規模は、2020年に1兆円を超えると予想されている。