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店の混雑緩和や人手不足を解消 Showcase Gig、セルフオーダーシステム開発 (1/2ページ)

 日本生産性本部が2018年春にまとめた調査リポート「産業別労働生産性水準の国際比較」によると、日本のサービス業の生産性は米国の半分程度だという。最近は人手不足が深刻で牛丼などのファストフードの店頭には外国人従業員の姿も当たり前に。そんなサービス業の労働生産性を上げる切り札となるのが「セルフオーダーシステム」だ。このシステムを活用したソリューション(課題解決)の開発や提案を手掛けるShowcase Gig(ショーケースギグ)の新田剛史社長に今後の展開などを聞いた。

 事前に注文・決済

 --主力事業であるセルフオーダーシステムとは

 「飲食店などでスマートフォンを使って事前に注文と決済ができるアプリ『O:der(オーダー)』を開発している。食券販売機の前に並ぶこともなく、キャッシュレスで注文した商品が受け取れる。現在約1200の店舗で導入されている」

 --JR東日本系ベンチャーキャピタル(VC)のJR東日本スタートアップと18年10月に資本業務提携した

 「18年12月にJR大宮駅(さいたま市大宮区)で、セルフオーダーシステムを活用した期間限定のコーヒーショップを展開した。利用客からは『思ったよりも簡単』、店舗スタッフからも『料理を作ること、出すことに専念できる』と好反応が多かった」

 --店舗側にも多くのメリットがありそうだ

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