フィリピン初の地下鉄着工 清水建設やフジタなどの共同事業体が担う

 フィリピンで初めてとなるマニラでの地下鉄の建設工事が27日に始まる。総事業費3500億ペソ(約7455億円)のプロジェクトで、その最初の区間に関する契約が20日に調印された。フィリピン運輸省が24日発表した。

 発表によると、マニラ首都圏地下鉄事業は全長36キロで15カ所に駅を設置する。また、3つの商業地区を通り、国際空港にも接続する。同事業はドゥテルテ大統領が進めるインフラプロジェクトの目玉の一つ。3つの駅を通る最初の区間が2022年、全区間は25年の開通をそれぞれ目指している。1日当たり37万人の乗客を見通し、最大で1日150万人の輸送能力があるという。

 日本の清水建設、フジタ、竹中土木、フィリピンの建設会社EEIで構成する共同事業体が首都マニラ首都圏のキリノハイウェイ駅、タンダン・ソラ駅、北通り駅を含む最初の区間の設計・建設を担う。(ブルームバーグ Ditas Lopez)