三菱UFJ銀行など国内大手5銀行は28日、3月に適用する住宅ローン金利を発表した。主力の固定型10年の最優遇金利は、りそな銀行とみずほ銀行が2月の水準から引き下げ、3行が据え置いた。長期金利や他行の動向を反映した。
固定型10年の最優遇金利は、りそな銀が0.60%、みずほ銀が0.65%にそれぞれ設定し、共に2月の水準から0.05%下げた。
一方、三井住友信託銀行は、0.70%、三菱UFJ銀は0.79%、三井住友銀行は1.10%として2月と同じ水準にした。
最近は、長期金利の指標となる新発10年国債の利回りが低水準で推移している。