みずほFG、最終益800億円に 3月期予想下方修正、損失6800億円

6日午後、損失計上と業績予想の修正に関して記者会見する、みずほFGの坂井辰史社長(左)
6日午後、損失計上と業績予想の修正に関して記者会見する、みずほFGの坂井辰史社長(左)【拡大】

 

 みずほフィナンシャルグループ(FG)は6日、2019年3月期連結決算の最終利益予想を従来の5700億円から800億円に大幅下方修正すると発表した。閉鎖予定店舗の固定資産の評価額を見直す減損処理などにより、計約6800億円の損失を計上するためとしている。

 みずほFGは5月に次期経営計画を公表する方針だ。超低金利など厳しい収益環境が継続することを踏まえ、将来的に見込まれる損失を前倒しで処理することが必要と判断した。

 個人顧客を中心とした国内のリテール事業部門の次期勘定系システムや、店舗などの減損損失を約5000億円、有価証券の売却損などを約1800億円計上する。

 東京都内で記者会見したみずほFGの坂井辰史社長は、大幅下方修正の理由を「早期に成長軌道に乗せるため」と説明。店舗の統廃合などに伴う「後の年度に計上すべき損失も一括計上した」と述べた。

 みずほFGは24年度末までに国内拠点の2割程度、約100拠点を削減する方針を明らかにしている。坂井社長はデジタル化の推進などで、大都市圏を中心に数十店舗を追加で削減する考えを表明した上で「全都道府県のネットワークは維持する」と強調。地方の店舗網を維持する方針に変更はない考えを示した。