タブレットやスマホがレジ端末に! 軽減税率対策でも注目「mPOS」って? (3/5ページ)

 売れ筋商品を多く入荷して品切れを防ぐ、ロスを減らす、従業員も客の多い時間帯に増員する、といった具合に、単に売ったものを再入荷するだけではなく、より適切な商品管理、店舗運営につながる可能性がある。よく使われるABC分析のような売り上げ分析も容易に行えるのがメリットだ。

 POSシステムは複数のレジの情報を集約させることで真価を発揮する。単独のレジでも似たようなことはPCで管理することはできる。複数のPOSレジ、しかも複数店舗の情報をまとめられれば、さらに精度も上がるし、地域別の特徴などの新たな情報も得られる。

 POSレジは、POSシステムの機能を内蔵したレジだ。その分レジ本体の価格も跳ね上がり、そのまま売り上げを分析したレポートを印刷できる機能も備えているなど、高機能になっている。

 製品によっては政府補助金の上限20万円を超えてしまう製品もあり、個人店などにとっては機能が過剰という場合もあるだろうが、POSシステムが持つ分析などの機能は、個人店にとっても魅力的なはずだ。従業員もスペースも商材も限られているからこそ、POSシステムは効率のいい店舗運営の一助になってくれるだろう。

 個人店でもPOSが導入しやすくなる「mPOS」

 そうした中、注目したいのが「モバイルPOS(mPOS)」と呼ばれるPOSシステム。WindowsやiOS、Androidといった一般的なOSを使い、タブレットやスマートフォンというモバイル端末をレジとして使うのがmPOSのスタイルだ。

タブレットをレジ端末として使える「mPOS」が増えている。写真はリクルートライフスタイルの「Airレジ」

タブレットをレジ端末として使える「mPOS」が増えている。写真はリクルートライフスタイルの「Airレジ」

 mPOSでは、POSレジやPOSシステムの機能をアプリの形でインストールし、通常のモバイル端末をPOSレジへと変化させることができる。レジとして必要なドロアやレシートプリンタ、バーコードリーダー、クレジットカードリーダーなどを追加すれば、立派なPOSレジとして使用することができる。

続きを読む