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震災復興へ、次世代技術で挑む 「自動運転・水素・5G」活用の動き本格化 (1/2ページ)

 東日本大震災の発生から11日で8年となる。被災地では、自動運転や水素社会、第5世代(5G)移動通信方式によるモノのインターネット(IoT)を復興に活用する動きが本格化している。働き手不足が深刻化する一方で、地域の活性化には新たな成長産業の創出が必要なためで、被災地の課題に次世代技術で挑む。

 岩手県陸前高田市のJR大船渡線竹駒駅。津波で線路が流出したため、地元の足を担うのがバス高速輸送システム(BRT)だ。ここで日本初となるBRTの自動運転実証実験が行われた。

 運転手が運転席横のボタンを押すと自動運転バスは発車。運転席に運転手は座っているが操作はしない。それでもスムーズに滑り出し、走行レーンに沿って時速約30キロで走っていく。

 2車線のレーンが1車線になった場所では、前方から近づくバスを待つため自動で停止。すれ違うと、再び自動で走り始めた。実験走行が行われた447メートル区間の路面には、磁気でバスの走行位置を確認できるマーカーが埋め込まれる。

 JR東日本技術イノベーション推進本部の佐藤勲部長は「専用道なので実験はしやすい。BRTは東北復興のシンボルで、イノベーションで復興の力になりたい」と語る。実用化の時期は未定だが、技術的に大きな課題はないという。

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