LINEが年間500円の地震保険 知人にプレゼント、若者の保険加入を狙う

LINE株式会社のオフィスにある「LINE」のロゴ=東京都新宿区(蔵賢斗撮影)
LINE株式会社のオフィスにある「LINE」のロゴ=東京都新宿区(蔵賢斗撮影)【拡大】

 無料通信アプリ大手のLINE(ライン)と損害保険ジャパン日本興亜などは12日、スマートフォンのLINEアプリで知人に地震保険をプレゼントできるサービスを開始した。贈る側が年間の保険料500円を支払えば、受け取る側の知人は震度6弱以上の地震が発生した際に保険金1万円を受け取れる。少額保険をプレゼント感覚で贈れる手軽さを周知し、若年層の保険加入の拡大を狙う。

 提供するのは「贈るほけん 地震のおまもり」。贈る側は、LINEアプリで利用できる送金・決済サービス「LINE Pay(ラインペイ)」で保険商品を購入し、登録してある知人に贈る。受け取った知人は加入したい場合に手続きをすれば、保険の契約者となる。知人を介さないと加入できないため、自身が保険に加入したい場合は、知人に購入をお願いする「おねだり」機能などで保険を贈ってもらう必要がある。

 受け取った側は自宅住所などを登録すれば、自宅の住所付近で震度6弱以上の地震が発生した際に保険金請求の対象者に通知メッセージが配信される。地震による家財の破損が確認されたり、緊急的に飲料や乾電池などの物資を購入するなど被害申告の簡易手続きをLINE上で行えば、最短10秒でLINE Payに1万円が入金される。

 通常の保険商品は契約者が保険料を支払い、地震保険の場合は必ず火災保険とセットで契約し、家の構造などを確認できる書類の提出なども求められる。LINEで提供する「贈るほけん」は、保険料は契約者が支払わなくて済み、詳細な書類提出も必要ない。

 LINEは今後、同様の保険商品をレジャー分野などへ拡大する方針だ。