連合の「指揮官にならず」 ルノー会長、3社を尊重

ルノーのジャンドミニク・スナール会長=12日午後、横浜市の日産自動車本社
ルノーのジャンドミニク・スナール会長=12日午後、横浜市の日産自動車本社【拡大】

 フランス自動車大手ルノーのジャンドミニク・スナール会長は、企業連合を組む日産自動車、三菱自動車と協業を進める新たな会議体をめぐり、自身が議長を務めるものの「指揮官になることはない」と述べ、3社の立場を尊重する姿勢を強調した。フランス紙フィガロ電子版が17日、インタビューを報じた。

 ルノー会長と3社の最高経営責任者(CEO)の計4人で構成し、全員の合意で進めるとされる会議体について、スナール氏は「裁定をするよう求められれば行うが、私が望む働き方ではない」と明言。拒否権などを制度化することは想定されていないと述べた。

 また、前任者のカルロス・ゴーン前会長兼CEOがフランス政府から3社連合を不可逆的にするよう求められていたとされることに関し「政府の責任者と会った際に、その言葉が使われたかどうか確かでないが、それは明白なことだ。連合の有効性を示すことで不可逆的になる」と主張した。(共同)