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シチズン、女性向け2ブランドをSDGs銘柄に 環境配慮の特別限定商品販売

 シチズン時計は新年度から、女性向け腕時計の2ブランドを国連の持続可能な開発目標(SDGs)銘柄として位置づけ、環境への配慮などをテーマにした特別限定商品を販売する。SDGsをテーマにしたイベントも4月に開催する計画で、特別限定商品はイベントとほぼ同時期に発売され、SDGsの“広告塔”としての役割も担う。

 シチズンがSDGs銘柄として位置づけるのは、女性向けブランドの「エル」と「クロスシー」。エルは2016年から原材料に紛争の資金源となる鉱物が含まれない調達態勢を宣言しているほか、クロスシーは売り上げの一部を途上国の女性支援を進めるNGO(非政府組織)に寄付する取り組みなどを進めてきた。

 こうした経緯も踏まえ、シチズンは2ブランドでSDGsをテーマにした特別限定商品を4月上旬に発売する。エルでは社会貢献活動で活躍するモデルの冨永愛さんがデザインを監修。業界で初めて「エコマーク商品」に認定された電池交換不要の光発電機能を備える。クロスシーでは素材に肌に優しい金属を採用するほか、同ブランドを象徴するモデルとして最高価格帯を設定する見通し。

 特別限定商品の開発と併せ、シチズンは4月中旬にも、東京都内で環境や人権などについて考えるSDGsの関連イベントを開催する。会場では社会貢献活動に取り組むデザイナーのワークショップが体験できるほか、特別限定商品を試着できるブースを設け、試着した来場者はフェアトレード認証を受けたアイスクリームが無料提供されるなど、2ブランドを通じてSDGsの周知を図る。

 シチズンはSDGsに関連した商品開発などについて、今回の2ブランドにとどまらず、他モデルでも拡大を検討する。

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