明治も液体ミルク発売へ 育児負担軽減・災害時活用も

乳児用液体ミルクをPRする明治の松田克也社長=13日、東京都中央区
乳児用液体ミルクをPRする明治の松田克也社長=13日、東京都中央区【拡大】

 明治は4月上旬、乳児用液体ミルク「明治ほほえみ らくらくミルク」を4月下旬に全国で発売すると発表した。常温で保存でき、賞味期限は1年。粉ミルクのように湯で溶かす必要がないため、育児負担の軽減や、災害時の活用が期待される。乳児用液体ミルクを既に発売した江崎グリコと共に、国内で初めて政府から製造・販売を認められていた。

 240ミリリットルのスチール缶入りで、希望小売価格は232円。水に溶いた自社の粉ミルクとの同量換算では1.8~2.7倍ほどの価格となる。ドラッグストアやベビー用品専門店などで販売し、一部レジャー施設では3月下旬から先行販売する。

 今後は、他の容量や利用者の使い勝手を考えた商品展開も検討する。記者発表会で松田克也社長は「乳児や家族が満足できるような態勢を取り、社会課題の解決に貢献したい」と語った。

 一方、江崎グリコが発売したのは「アイクレオ赤ちゃんミルク」で、125ミリリットル紙パック容器入りで希望小売価格は1本216円。グリコの粉ミルクとの同量換算で3~4倍程度の出費になる。保存料は含まれていないが、常温で6カ月保存できる。