吉野家HD、平成31年2月期の業績予想を下方修正

 吉野家ホールディングス(HD)は29日、平成31年2月期連結決算の最終損益予想を従来の11億円の赤字から58億円の赤字に下方修正した。通期での最終赤字は25年2月期以来6年ぶり。同社は全面改装を予定する店舗の増加に加え、業績不振店舗の資産を見直し、50億円の減損損失を計上、赤字幅が拡大した。 

 内訳は牛丼チェーンの「吉野家」が11億円、うどん店運営の「はなまる」が14億円、持ち帰りすしの「京樽」で3億円など。

 売上高の見通しも2050億円から2023億円に引き下げた。決算発表は4月11日の予定。