関西みらいフィナンシャルグループ(FG)(大阪市中央区)は1日、傘下で同日発足した関西みらい銀行、みなと銀行との合同入社式を関西みらいFG本社で開いた。新入社員は関西みらい銀行228人、みなと銀行84人の計312人が参加した。関西みらい銀行の1期生になる新入社員らは、期待に満ちた表情で式に臨んだ。
関西みらいFGは、平成30年4月にりそなホールディングス(HD)グループの傘下に近畿大阪銀行、関西アーバン銀行、みなと銀行の3行が入り経営統合。4月1日から近畿大阪銀行、関西アーバン銀行が合併し、関西みらい銀行となった。総資産は約8兆円で、関西の地方銀行ではトップの京都銀行に次ぐ規模となる。
関西みらいFGの菅哲哉社長は「関西では万博など大きなイベントをたくさん控えている。関西での圧倒的なネットワーク、りそなグループの豊富なソリューション機能を使い、地域社会やお客さまの成長を支援していきたい」と訓示した。
関西みらい銀行は、今年の新入社員が1期生となる。関西みらい銀行の泰井健太さん(22)は「新元号発表と同じ日に社会人として新たな気持ちでスタートできた。法人営業としてお客さまと一緒に成長し、関西経済を引っ張っていきたい」と話した。