現場の風

藤田観光グループ 訪日客へ情報と交流の場を提供

 □藤田観光グループ WHGホテルタビノス担当課長・日野佑輔さん(33)

 --ミレニアル世代の訪日外国人向けブランド「ホテルタビノス浜松町」を8月に開業する

 「30~40代より下の世代の訪日客に焦点を当てた。1泊1万円前後(2人1室利用)の手軽な価格で、充実したサービスをお客さまに届けたい」

 --日本文化の象徴としてマンガを取り入れた

 「エントランスの壁には、スーツケースを『ガラガラガラ』と音を出して入室する様子を描いた。客室の壁と床などには、手でタマゴを割って『チャッ』と目玉焼きを作る様子を3コマ漫画にした。訪日客が日本語に抱いている良い印象を大切にして、若手デザイナーの斬新な作品を採用した」

 --ツイン、ダブルの客室の居住空間を広くした

 「例えば、ベッドの脚の部分にスーツケースの置き場を作り、従来の荷物置き場をなくした。また、バスタブもなくしてシャワーのみとした。先日、工事を終えた客室を見学した。部屋のドアを開けると、室内の開放感が実感できるなど、『アクティブ&リラックス』というホテルのコンセプトにふさわしいと感じた」

 --運営の効率化も進める

 「ホテル周辺の地図が見られる大型画面で、人工知能(AI)による音声認識機能を備えたコンシェルジュを導入した。お客さまが画面に話しかけたり、タッチパネル機能を活用したりすると、スタッフの勧める最新人気スポットや観光ルートなどが検索できる。日本語、英語、中国語に対応できる」

 --国内では、レストラン、宴会場のない宿泊特化型ホテルが増えている。差別化をどう図る

 「アクティブに旅を楽しむための情報と交流の場を提供し、『インスタグラム映え』のする高いデザイン性を強みに、2021年までに5店舗を目指す」

【プロフィル】日野佑輔

 ひの・ゆうすけ 二松学舎大卒、2008年4月藤田観光入社。新宿ワシントンホテル、横浜ワシントンホテルでフロントを担当した後、WHG事業グループマーケティングチームにてブランド広告を担当、19年1月から現職。千葉県出身。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus