ファストリ最終益9.5%増 2月中間 低価格ブランド、海外事業好調

 カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが11日発表した2019年2月中間連結決算は、売上高が前年同期比6.8%増の1兆2676億円、最終利益が9.5%増の1140億円で増収増益だった。低価格ブランド「ジーユー(GU)」やユニクロの海外事業が牽引(けんいん)した。

 ユニクロの海外事業の売上高は14.3%増の5800億円。中国やインドネシア、フィリピンなどで好調だった。国内事業は0.5%減の4913億円、本業のもうけを示す営業利益は23.7%減の677億円。暖冬の影響で冬物商品の販売が振るわなかったことや、値引き販売を強化したことが響いた。東京都内で記者会見した柳井正会長兼社長は今後の出店について「スクラップ・アンド・ビルドが必要だと思う。電子商取引(EC)の方がよい場合はECが取って代われる」と述べ、不採算店舗の閉鎖の可能性について言及した。

 通期の業績予想は売上高と最終利益は据え置いたが、営業利益を従来の2700億円から2600億円に下方修正した。