シャープ、4Kの電子黒板発売へ

シャープが発売する電子黒板「BIGPAD」の4K版新製品=15日、大阪市阿倍野区
シャープが発売する電子黒板「BIGPAD」の4K版新製品=15日、大阪市阿倍野区【拡大】

 シャープは15日、電子黒板「BIG PAD(ビッグパッド)」の4Kモデルの新製品3機種を発表した。細かい計算表や図面を現在主流の2K(フルハイビジョン)モデルより4倍鮮明に表示できる。5月上旬から6月下旬にかけて国内で発売する。

 市場想定価格は、85インチ約130万円、75インチ同68万円、65インチ同50万円(いずれも税抜き)。月産600台を親会社の台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業の中国工場で生産する。タッチパネルに比較的安価な「赤外線方式」を採用するなどコスト削減に努めた。

 指や専用ペンで書き込みができ、パソコンと接続せずに使える機器を内蔵。設計事務所でホワイトボード代わりに図面を表示して議論したり、建築現場のタブレット端末と通信でつないで情報を共有したりするなどの用途を想定している。デザイン系の教育や、店舗の電子看板としても使える。

 シャープは平成23年にビッグパッドを発売し、電子黒板の国内シェアは6割程度。4Kモデルは29年に、タッチパネルをスマートフォンと同じ「静電容量方式」を採用した80インチ(同210万円)、70インチ(同150万円)の2機種を発売している。