ジョイサウンド、乗務員気分でカラオケ 名鉄車内を再現

名古屋鉄道の運転席から撮影した映像に合わせ、テロップの車内放送を読み上げる「鉄道カラオケ」=12日午後、名古屋市
名古屋鉄道の運転席から撮影した映像に合わせ、テロップの車内放送を読み上げる「鉄道カラオケ」=12日午後、名古屋市【拡大】

 カラオケ店「ジョイサウンド」を展開するスタンダード(東京)は15日までに、名古屋鉄道の運転席や客席を再現した金山店(名古屋市)の「名鉄カラオケルーム」を報道陣に公開した。運転席から撮影した映像に合わせ、テロップの車内放送を読み上げる「鉄道カラオケ」の乗務員気分を一層盛り上げる。

 鉄道カラオケはスタンダードの親会社で、通信カラオケ大手のエクシング(名古屋市)が手掛けるシリーズ。運転士の「出発進行」の声出し確認や、車掌の「閉まるドアにご注意ください」などの車内アナウンスを読んで楽しむ。名鉄や京浜急行電鉄、南海電鉄など7社分を配信している。

 スタンダードではジョイサウンド品川港南口店(東京都港区)の京急電鉄に続き2つ目の専用ルームになる。名鉄5700系の実際の計器類や車掌マイク、ベンチシートなどを置き、スピーカーも車両で用いた実物を使っている。半年間の期間限定。