子守歌再生も 赤ちゃん見守る「ベビーモニター」にパナソニック参入

パナソニックが23日に発売する「ベビーモニター」の専用カメラ(左)と専用モニター=17日、大阪市北区
パナソニックが23日に発売する「ベビーモニター」の専用カメラ(左)と専用モニター=17日、大阪市北区【拡大】

 パナソニックは17日、寝ている赤ちゃんの様子を別室から映像で確認できる「ベビーモニター」を5月23日に発売すると発表した。赤ちゃんが泣き出した時などに、近くで子守歌や胎内音などを再生する機能が特徴だ。ベビーモニターは育児負担を減らしたい親の間で需要が拡大するとみられ、パナソニックは家電や住宅設備で培った技術力を生かして市場に参入する。

 ベビーベッドなどの近くに専用カメラを取り付けて赤ちゃんの様子を撮影し、映像を3・5インチディスプレーの専用モニター端末に無線送信する仕組み。親は別室で赤ちゃんの様子を見ることができる。

 赤ちゃんが動いたり、室温が設定から変わったりしたときは、モニター端末が光や音で知らせる。赤ちゃんが泣いたときには、カメラ側に備えたスピーカーから子守歌や、胎内音・心音など「おやすみ音」を流すことができる。

 市場想定価格は税抜き1万7千円前後。月800台を中国の他社工場に委託して生産する。

 ベビーモニターは国内では5~6年前に商品が出始めたばかりで、昨年度の市場規模は1億円程度。パナソニックの担当者は「欧米では、ベビーモニターは育児の必需品になっている」と説明する。

 パナソニックが昨年秋、1歳までの子供がいる母親1千人に行ったアンケートでは、89%がベビーモニターについて知っており、51%が「使ってみたい」と回答した。