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オンライン診療で医師不足を補完 「取締役の7割が医師」の企業の現状と展望 (1/2ページ)

 医師不足の一方、医療ニーズが多様化する医療業界。こうした現状を打破する手段の一つとして注目されているのが、医師がスマートフォンなどを使って診療を行う「オンライン診療」だ。2018年度から保険点数がつき、普及が期待されている。そんな中、オンライン診療システム「ポケットドクター」を手掛けるMRT(東京都渋谷区)は取締役の7割が医師という異色の企業だ。「医者経営だからこそ、医者が使いやすいものが分かる」と語る小川智也副社長に現状と展望を聞いた。

 --医師目線のサービスを強みにしている

 「もともと東京大学医学部の若手医師による互助組織から発足した企業で、医療現場の課題を解決することを目的にビジネスをスタートした。医師不足が深刻化する中、医師の空いている時間を診療に活用できる人材サービスなどを手掛けている。医師の声を反映したサービスが評価され、約1万施設の医療機関、約6万人の医師が会員登録するネットワークに拡大した。医師不足を改善する流れの中で、オンライン診療システムを16年に立ち上げた」

 --オンライン診療のニーズは

 「以前から僻地(へきち)や離島に対する遠隔医療はテレビ会議システムなどを使って行われていた。現在は都市部にあっても忙しいビジネスマンや子育て中の母親が仕事や家事を中断して病院に行くことが難しくなってきている。こうした社会的なニーズとデバイスの技術革新によってオンライン診療が登場した。患者は自宅にいながらスマホで手軽に予約から受診、支払いができ、医師も診療や指示、患者管理ができる」

 --ポケットドクターの特徴は

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