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JACリクルートメント 人材紹介、デジタル領域へ戦略シフト (1/2ページ)

 □ジェイエイシーリクルートメント社長・松園健さんに聞く

 --人材紹介事業を取り巻く環境は

 「不透明感が漂っているのは間違いない。好調だった半導体関連の求人は、スマートフォンの売り上げが鈍化したことで絞られてきている。しかし、2008年のリーマン・ショックと状況は異なる。当時はほぼ全産業で底が抜けたという感じだが、今回は全てが悪いわけでない。逆に伸びている領域がある。それがデジタルだ」

 --その背景は

 「人手不足問題を技術で代替する動きや、生産ラインのIoT(モノのインターネット)化が活発に推移しているのが理由だ。ただ、どの企業のトップもIoT、人工知能(AI)が不可欠と号令をかけているものの、具体的な方策についてよく理解できていないケースが目立つ。このため当社としては、デジタル領域へのシフトを戦略的に進めていく」

 --具体的には

 「人材紹介サービスの新ブランド『JAC Digital』を導入した。その一環としてデジタル人材に特化したウェブサイトを立ち上げ、転職を支援した方々の活躍ぶりを紹介するインタビュー記事を掲載する。また、人材の活用法などに関するセミナーなど年間50回以上のイベントを開催する。19年度には45億円の売り上げを見込んでいる。昨年はこの領域で三十数億円の実績を残した。マーケット動向を踏まえると根拠のある数値だ」

 --ブランドを展開するに当たっての売り物は

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