【ぐるなびのチョットぐな話】若手料理人の登竜門「RED U-35」

「REDU-352018」でレッドエッグに選ばれた糸井章太氏
「REDU-352018」でレッドエッグに選ばれた糸井章太氏【拡大】

 3月27日にマカオで開催された「アジアのベストレストラン50」の授賞式において、日本のレストランは国別最多となる12軒がランクインを果たした。国内トップは、3位を受賞したモダン懐石「傳(でん)」。5位にはフランス料理「フロリレージュ」、8位にはフランス料理「NARISAWA」、9位には「日本料理 龍吟」と4軒がトップ10入り。特に「傳」と「フロリレージュ」は昨年それぞれ2位、3位を受賞しており、『今年は首位獲得なるか?』との下馬評も上がるほど、その動向は大きな関心を集めた。今回日本でランクインを果たした12軒のシェフたちの顔ぶれを見ると、その年齢は40歳前後が中心。確かな技術に加え、確固たる思想や高い発信力、チャレンジ精神など、世界が注目する日本の料理人には、総合力の高い若手の姿が目立つ。

 そんな日本の料理業界で、35歳以下の料理人を対象とした、日本最大級の料理人コンペティション「RED U-35 2019」が今年も開催される。「RED」とは「RYORININ’s EMERGING DREAM」の頭文字を取ったもので、夢と野望を抱く新世代の才能ある料理人を発掘し、世の中に後押ししていくことを目的としている。日本国籍を持っていれば海外からの応募も可能で、料理ジャンルを問わず、経験年数も問わず、35歳以下の料理人なら誰にでもチャンスが与えられる。

 審査内容が毎年変わるのも「RED U-35」の特徴で、1次選考は「ニッポンの宝」をテーマにドキュメント審査が行われる。2次はオンライン審査、3次は試食審査。それらを勝ち上がった応募者の中から、10月開催の最終審査でグランプリ「レッドエッグ」が決定する。

 審査員団も個性あふれる面々だ。今年は新審査員長に「京都 吉兆」総料理長の徳岡邦夫氏が就任。ほか、オーストラリアを拠点に活躍する「Tetsuya’s」の和久田哲也氏、イタリア料理「イル・ギオットーネ」の笹島保弘氏、公益社団法人日本フェンシング協会会長の太田雄貴氏が今期、初参加となる。

 さらに「RED U-35」の面白いところは、一般人が若手料理人を推薦できる「応募者推薦制度」がある点だ。店舗名と地域などの情報だけで、料理人本人の名前を知らなくても推薦が可能となる。2018年大会では約150件の推薦が集まった。あなたの推薦が未来のスターシェフを生む可能性も十分にある。今年も若手料理人の熱戦に注目が集まりそうだ。

 ■RED U-35

 www.redu35.jp