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ポスト「京」スパコン製造開始 富士通と理研、Arm採用で汎用性 (1/2ページ)

 富士通は理化学研究所と共同で、既存のスーパーコンピューター「京」の後継機となる“ポスト「京」”スーパーコンピューターの設計を完了、ポスト「京」のハードウエアの製造、出荷、設置について、理研と正式契約を締結したと発表した。

 ポスト「京」は、文部科学省が2021~22年頃の共用開始を目指して進めているスーパーコンピューターシステム。富士通が開発したCPU「A64FX」を搭載し、Armアーキテクチャにより、幅広いソフトウエアに対応する汎用(はんよう)性を持つ。さらに、超並列、超低消費電力、メインフレームクラスの高い信頼性などを実現するとしている。

 A64FXは、Armv8.2-A SVE命令セットアーキテクチャに基づいたCPUで、計算ノードは48コア+2アシスタントコア、IO兼計算ノードは48コア+4アシスタントコアという構成。2.7TFLOPS以上の倍精度の演算性能を有するという。メモリー容量はHBM232ギガバイト(4スタック)、バンド幅は毎秒1024ギガバイトで、インターコネクトには「TofuインターコネクトD」を採用する。

 ポスト「京」のハードウエアの製造は、富士通のコンピューターシステムの基幹工場である富士通ITプロダクツ(石川県かほく市)が手掛ける。システムは、京と同じく理化学研究所計算科学研究センター(神戸市)に設置される予定。

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