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3月の工作機械受注確報 前月比3カ月ぶりのプラス

 日本工作機械工業会が23日に発表した3月の工作機械受注確報によると、受注総額は前年同月比28・5%減の1306億6400万円で、6カ月連続で前年同月実績を下回った。ただ前月比ベースは19・1%増と3カ月ぶりのプラスとなり、底入れ感が広がりつつある。

 底入れ感の広がりを裏付けるのが中国。15~20日に北京で開かれた第16回中国国際工作機械展覧会で、「出展した企業の多くから、活発な商談が繰り広げられた」(日工会)との声が聞かれた。中国政府による大規模な経済対策の実施が決まり、設備投資を考える企業の心理面でプラスに働いたようだ。

 前年同月にあった携帯電話や半導体関連の中国でのEMS(電子部品受託生産)関連特需がなくなったとはいえ、現地では公共インフラの建設ラッシュから建設機械を中心に受注が堅調。日工会では「3月としては受注水準は高い」としている。

 3月の外需は前年同月比28・5%減の767億2600万円。内需も28・6%減の539億3800万円だが、平成20年秋のリーマン・ショック後、3月としては3番目に高い水準だった。

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