現場の風

ホテルインターゲート金沢 フレンドリーさ備えた「おもてなし」

 ホテルインターゲート金沢支配人・黒田英紀さん(49)

 --金沢はグランビスタ ホテル&リゾートが運営する「ホテルインターゲート」シリーズの4号店になる

 「3月中旬、観光拠点として最適な場所に開業した。客室数は166で、そのうち3割は外国人宿泊者が利用すると予測していた。特にアジア圏の方々が多いとみていたが、欧米の宿泊者が急速に増えてきたのが現状だ。当社の施設では『札幌グランドホテル』と『鴨川シーワールド』が二大看板だが、このシリーズも中核的な事業だ。金沢の観光客も増えているので、責任は重いと認識している。グランビスタは『地域の価値で未来を変えていく』という方針を掲げている。地域情報を的確に発信して再び宿泊していただけるようなホテルになりたい」

 --ホテルインターゲート金沢の売り物は

 「初めてお目見えになるお客さまに対しても『お帰りなさい』と言えるような、フレンドリーさを備えた『おもてなし』をするようにしている。1階のラウンジは茶の湯文化を具現化し、茶筅(ちゃせん)に見立てたコーヒーカウンターをロビーの中心に設置した。内装も暖かい色調で仕上げることで、肩肘を張って入店してくるという雰囲気を醸し出さないようにした。『かわいい』というのが女性宿泊客の第一印象で、口コミで評判が広がっている」

 --金沢はホテル競争が激化している

 「まだまだ開発ラッシュが続く。他のホテルも金沢のよさをどのように発信していこうかと知恵をしぼるはず。スタッフ側のオペレーションのあり方も最終評価につながるだけに、いかに差別化を図っていけるかが重要だ。このため、はちみつバイキングや夜食など時間帯により異なるサービスをラウンジで提供している。また、蒔絵(まきえ)体験や加賀八幡起き上がりなど、石川県ならではの伝統工芸を学べるワークショップを随時開催していく。今後は和菓子づくりにも取り組んでいけたらと思う」

【プロフィル】黒田英紀

 くろだ・ひでのり 1988年三井観光開発(現グランビスタ ホテル&リゾート)入社。マーケティング部長、札幌グランドホテルマーケティング室長を経て2019年1月から現職。北海道出身。

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