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見える化、チケット制…中小企業、残業時間削減に知恵とアイデア (1/2ページ)

 働き方改革関連法では、年次有給休暇(年休)取得や残業時間に関する規制が定められた。来年4月から適用が始まる中小企業の間でも、知恵とアイデアで乗り切ろうとする動きが早くも広がっている。

 既卒者向け就職・転職支援を行うUZUZ(ウズウズ、東京都新宿区)のオフィス。人材紹介事業部の入社2年未満の社員で作る「チームピンク」のメンバーの机には「18:00」などと書かれたカードがパソコンなどにはり付けられている。カードに書かれた時間までに仕事を終えて退社するというルールだ。

 メンバーは出社後、その日の退社時間を宣言し、カードを他人が見えるところにはる。時間が近くなると、お互いに仕事の進捗(しんちょく)状況を確認し合って分担できる仕事は互いに手伝い、定時退社が実現すれば全員でハイタッチ。川畑翔太郎専務は「てきぱきと仕事が進むようになった。職場全体に広げたい」と話す。

 この取り組みがお手本にしたのは求人広告代理業プレシャスパートナーズ(同区)の取り組みだ。やはり残業時間を見える化したことで、先輩後輩関係なく、早く帰ろうという意識が自然とわき上がったという。

 アニメーション制作のピコナ(東京都豊島区)は月5枚を上限とした残業チケット制を導入した。午後9時以降の残業の場合、事前に上司にチケットを提出し許可を得る。「不要不急の業務の場合は許可を出さない」(吉田健社長)ため、月100時間を超えていた社員の平均残業時間は約25時間にまで減った。

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