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迎角センサー誤作動で墜落招く ボーイング、警告以上の機能付加 (1/2ページ)

 5カ月間に2回発生したボーイング737MAXの墜落事故で、それまでほとんど知られていなかった小さな部品に注目が集まっている。この部品が誤作動を起こし、連鎖反応で危険な高度低下へと航空機を追いやった。

 この部品とは、風向計のような形をした迎角(AOA)センサー。飛行継続に危険な失速に近づくと警告してくれるため、パイロットは長年このセンサーを頼りとしてきた。だが、ボーイングは737MAXのセンサーに警告以上の役割を持たせ、自動的かつ強制的に機首を下げる機能を加えた。当局はこのボーイングの決定を調査している。

 ブルームバーグ・ニュースが公開されているデータベースで調べたところ、このセンサーに頼ることの危うさやセンサー自体の故障しやすさが明らかになった。1990年代前半以降、飛行中に鳥がぶつかったり地上で搭乗橋などに接触したりといった理由で損傷したセンサーは米航空機だけで少なくとも140例に上る。

 さらに米国、カナダ、欧州の少なくとも計25例では、センサー損傷でパイロットが警告を受けたり、緊急事態の対応を強いられたりした。

 昨年10月に墜落したインドネシアの格安航空会社(LCC)ライオンエアの同型機に装備されていたセンサーが、事故前に米航空機整備会社の修理を受けていたことも、調査資料で明らかになった。このセンサーは墜落事故とその前日の不安定な飛行との関連が指摘されている。

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