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アレクサに潜むアマゾン社員の耳 「聞かれたくない音声」に遭遇も (1/2ページ)

 何千万人もの人が、スマートスピーカーと音声ソフトウエアを使ってゲームをしたり、楽曲を見つけたり、雑学の知識を探したりしている。一方で、誰かが耳を傾けていることを恐れ、このデバイスとその強力なマイクを自宅に入れることを避ける人も何百万人もいる。

 実際、聞かれている場合もある。米アマゾン・コムのスマートスピーカー「エコー」に搭載された人工知能(AI)「アレクサ」の性能を向上させるために、世界で数千人のアマゾン従業員が働いている。

 このチームは、エコー所有者の家やオフィスで録音された音声を聞く。録音内容は文字に起こされ注釈を付けられてソフトウエアにフィードバックされる。人間の発話に対するアレクサの理解能力を高めコマンドに対する反応を向上させる取り組みの一環だ。

 1人1日最大1000本

 このプログラムについて作業をした7人によると、アレクサの改善プロセスはソフトウエアのアルゴリズムを鍛える上で、見過ごされがちな人間の役割を重視する。

 アマゾンのマーケティング資料によると、アレクサは「クラウド上に住んでいて、常に賢くなっている」。しかし、経験から学ぶ多くのソフトウエアツールと同様、アレクサの学習にも人間が携わっている。

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