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独フォアベルク スマホ連携ロボ掃除機 壁際に自信、手汚さずボックス処理

 ドイツの家電メーカー、フォアベルクは、スマートフォンと連携できるD型ボディーのロボット掃除機「コーボルトVR300」を発売した。公式通販サイトでの直販価格は12万円(税抜き)。

 D型ボディーが特徴のロボット掃除機。部屋の隅やコーナーにぴったりとフィットし、サイドブラシで壁際のほこりも漏れなくかき集めるという。

 新モデルでは、新たにWi-Fi経由によるスマホ連携機能を搭載。アプリ上でフロアプランの可視化や掃除状況の確認、侵入させたくないエリアの指定、タイマーによるスケジュール設定などが行える。バッテリーの充電レベルや、現在のアクティビティー状況などもチェックできる。運転スタートやモード切り替えなど、基本操作は本体のボタンでも可能。

 ダストボックスのごみは、ホース付き掃除機で吸い込める仕様。直接手で触れる事なく衛生的に処理できるという。紙パック式の掃除機で吸い込めば、より衛生的としている。ダストボックスを外してのごみ処理も可能。

 ナビゲーションシステムは、1秒間に1800回作動するレーザースキャナーシステムで空間を検知し、室内のマップを作成する。初めに部屋の外周を掃除し、その後内部をレーンに沿って規則正しく走行する。メインブラシローラーも改良され、クリーニングパフォーマンスがアップ。効率的に掃除してくれるという。

 運転モードは「通常/エコ/スポット」を用意。メインブラシ回転数は、通常が毎秒1800回、エコが毎秒1450回。バッテリー稼働時間は、通常で最大60分、エコで最大90分。充電時間は3~5時間。掃除途中でバッテリーがなくなると、自動で充電ベースへ戻る機能も備える。

 超音波センサーや接触センサー、壁センサーを備え、壁際ぎりぎりまで掃除しながら、家具などを傷つけにくい設計としている。底面のドロップセンサーは、階段からの落下を防ぐ。障害物は、2センチメートルまでの高さの段差と、毛足1.5センチメートルのカーペットは乗り越えが可能だ。

 本体サイズは、約340×340×90ミリメートル(幅×奥行き×高さ)で、重量は約4.2キログラム。運転音は約70dB(カーペット清掃時)。消費電力は85ワット(通常モード)。(インプレスウオッチ)

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