経済インサイド

ファミマ×パナ、「顔パス」実験店を開業 人手不足待ったなし (3/3ページ)

 こうした考えは各社に共通し、セブン-イレブン・ジャパンでも社内プロジェクトを立ち上げ、先端技術を活用した省力化店舗の開発に着手。昨年末、同社はNECと組んで顔パスで支払いできる「無人レジ」の実証実験に乗り出した。

 ローソンも利用者が自分のスマホを使って商品のバーコードを読み取っった上で決済する「ローソンスマホレジ」を活用して深夜帯の営業を完全無人化する実験を7月に始める。業界のハイテク店舗の開発競争はここにきて熱を帯びてきた形だ。

 海外に目を転じれば、米国では米ネット通販最大手アマゾンが手がけるレジなし店舗「アマゾンゴー」が始動。中国でも同種店舗が誕生している。

 日本のコンビニ各社は人手不足への対応という動機で次世代店舗開発に着手した。ただ、これを機に、アマゾンゴーなどと肩を並べるような世界で通用する店舗が育てば、日本の技術力の高さを示すまたとない機会となる。ピンチをチャンスに変えられるか否か。業界の底力が問われているといえそうだ。(柳原一哉)

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