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フジマイクロ/パシフイック・コースト・インダストリー (1/2ページ)

中国工場ストで事業計画に狂い

 ▼フジマイクロ フジマイクロは5月10日、東京地裁に破産を申請した。

 当初は東証1部上場のアドバネクスの連結子会社として小型モーター事業を展開。千葉県市原市と福島県いわき市に工場を構え、1995年に中国工場を開設し、徐々に生産体制を中国へシフトした。上場も視野に入れ、2008年3月期は売上高59億8234万円を計上。10年2月には超低騒音ブラシレスモーターを開発し、バルミューダの扇風機にもモーターを提供した。

 しかし、競争激化などから業績不振に陥り、上場計画を凍結。親会社が複数回変更されるなど不安定な経営となった。

 さらに、中国工場でストライキなども発生。中国のモーター会社に製造を委託することとなった。また、円安による採算悪化もあり、15年3月期に中国工場の特別損失などから債務超過に陥った。このため、モーターの卸売りに業態を変更したが、委託した工場との連携悪化で納品遅れや品質クレームが発生し、業況が悪化。18年12月末頃には休眠状態となっていた。

 ▼パシフイック・コースト・インダストリー パシフイック・コースト・インダストリーは5月8日、東京地裁へ破産を申請した。太陽光発電システム、戸建住宅オール電化システムの販売や関連工事などを手掛け、神奈川県が太陽光発電と農業を両立する「ソーラーシェアリングバンク」の民間事業者にも登録された。2014年2月には宅地建物取引業免許を取得。自らが用地を取得して自社開発による投資用太陽光発電システムの分譲販売も行い、16年6月期は売上高32億7103万円を計上した。

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