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エンジン車とEV、環境で利点変化 マツダが工学院大学とCO2排出量比較 (1/3ページ)

 化石燃料による発電が多い地域はエンジン車の環境負荷が相対的に小さく、再生可能エネルギーの発電利用が進む地域では電気自動車(EV)が環境にやさしい-。マツダと工学院大学が、車の“一生”を通じて排出される二酸化炭素(CO2)の量を算出した結果、こうした傾向が浮かび上がった。同社は共同研究を継続し、環境負荷情報を世界市場の攻略に生かす可能性を探りたい考えだ。

 LCA活用、地域ごと算出

 マツダなどは、製品やサービスが環境に与える負荷を総合的に評価する手法「ライフサイクル・アセスメント(LCA)」を活用。国際標準化機構(ISO)の国際規格に規定されたLCAの手順に沿って、各種車両のCO2排出量を地域ごとに算出し比較した。

 そこで用いた車両は、ガソリン車とディーゼル車の設定がある排気量2000cc以下の小型車「マツダ3(現行モデルの日本名アクセラ)」と同クラスの他社製EV。米国をはじめ5地域を対象に20万キロ走行するまでに排出されるCO2を把握した。EVには16万キロでバッテリーを交換するという前提条件も付けた。その結果、各地域のエネルギー政策や電源構成によって、エンジン車とEVの環境面の優位性が変わることが分かった。

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