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日本ロレアル、本物志向とシンプルさ両立カギ バブル世代向けスキンケア商品を開発 (1/2ページ)

 世界最大の仏化粧品会社ロレアルグループの日本法人である日本ロレアル(東京都新宿区)は、バブル世代向けのスキンケア商品を開発・発売した。バブル景気を謳歌(おうか)した女性たちは、強い上昇志向を持ち「消費は自分を高める手段」といった感覚を持つという。現在中高年層に達した同世代向けのスキンケアには何が必要か。開発を担当した同社リサーチ&イノベーションセンタースキンケア開発研究所の橋本睦恵・セクションマネージャーは、徹底した本物志向とシンプルさの両立をキーワードに挙げた。

 高級商品を一体化

 --バブル期に20代を送った女性層が注目されている

 「当社では輝いた世代といった意味でスパークリングブーマーと呼んでいる。1959~70年生まれ、48~59歳がターゲット層だ。よいと思うものに惜しみなく投資する一方、余計なものを省きシンプルさを好む特徴がある。好景気下で多感な時期を過ごしたことが、商品選択や購買傾向に大きく影響しているという調査結果もある。2月に発売したスキンケアの新商品『プロディジー CELグロウ』は、まさにスパークリングブーマー向けに開発した。スキンケア商品に強みを持つ『ヘレナ ルビンスタイン』のブランドで販売している。日本は世界3位の化粧品大国で消費者ニーズが多様化している。顧客中心主義を掲げる当社では、消費者をセグメントして分析した結果、スパークリングブーマー世代にビジネスチャンスを見出し、この世代が好む本物志向で、美容習慣に合わせた製品を発売するに至った。エイジング先進国の日本は、世代の中心となる55歳以上の人口は現在40%を超え、30年後には世界の人口の半分を占める。スパークリングブーマーは今後、世界のマーケットも動かしていくことになる」

 --開発コンセプトは

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