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スーパー、4月の売上高1%減

 日本チェーンストア協会が22日発表した4月の全国スーパー売上高は、既存店ベースで前年同月比1.0%減と2カ月ぶりのマイナスだった。4月後半に改元に伴う連休が始まり、レジャーに回すために食料品や衣料品といった日常の買い物を節約する動きが出た。全店ベースの売上高は1兆642億円だった。既存店ベースの商品ごとの売上高は、食料品が0.7%減と2カ月ぶりのマイナスだった。野菜や肉が伸びなかったほか、値上げの影響で牛乳の売れ行きも悪かった。衣料品は気温が低かったことも影響し7.0%減だった。住宅関連品は1.2%増だった。協会の担当者は「元々の消費が弱い中で連休による非日常的な出費が増え、日常の消費を抑える人が多かったようだ」と話した。

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