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値引きだけでは限界 コンビニ悩ます「後ろから取る客」の存在 (2/3ページ)

 ローソンは愛媛県と沖縄県での実験結果を踏まえ、実験エリアを拡大し、施策をブラッシュアップしながら全国展開を目指す。さらに、売り上げ当たりの食品ロスを30年度までに50%削減(18年度比)する目標も掲げた。

 廃棄ロスを減らす取り組みはしてきたが…

 商品ロス問題に対し、ローソンはどのように取り組んできたのか。例えば、商品の発注システムを改良し、売れ残りが発生しにくいようにしてきた。また、商品の鮮度管理を徹底することでサラダや総菜などの販売時間を延長したり、店内調理品の値引き販売を実施したりしてきた。

 しかし、まだまだ十分とはいえない。その象徴的な商品がおにぎりと弁当だ。ローソンでは各店の判断で、おにぎりや弁当の値引き販売が行われている。しかし、食品廃棄を減らすという目的を達成するには「今までの値引きだけではうまくいかない」(ローソンの竹増貞信社長)という問題意識があった。加盟店のオーナーからも、おにぎりや弁当の廃棄を減らす取り組みを打ち出してほしいという声も上がっていたという。

 お客への意識改革につながるか

 もちろん、新しい商品から取っていく行為が悪いというわけではない。例えば、朝に購入したおにぎりを夜に食べたいと考えているお客が、食中毒のリスクを避けるため、消費期限を確認するのは仕方のないことだ。

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