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ココカラ、社外識者ら招き特別委設置 マツキヨ・スギ提案を検討

 ドラッグストア大手のココカラファインは10日、同業のマツモトキヨシホールディングス(HD)と、スギHDとの間で協議中の経営統合や資本業務提携について、社外の有識者などからなる特別委員会を11日にも設置すると発表した。2社との協議内容を精査し、7月末をめどにココカラの取締役会に検討結果を報告する。

 特別委は、ココカラの社外取締役で公認会計士の谷間真氏、イトーヨーカ堂元社長の亀井淳氏、メリルリンチ日本証券元副会長の今井光氏ら6人で構成。マツキヨHD、スギHDからの提案について、ココカラの企業価値を向上させる可能性の有無などを客観的な立場から検討する。ココカラは特別委からの「報告結果を踏まえた上で(どちらの提案を受け入れるかを)検討する」という。

 ココカラに対して、マツキヨHDは資本業務提携か経営統合、スギHDは経営統合を申し入れた。ココカラはスギHDとは7月末、マツキヨHDとは9月末に結論を出す方針だった。

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