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JR東、東京駅地下を大規模拡張へ 駅長「訪日客や高齢者への対応重点」

 JR東京駅の地下がさらに広がる。JR東日本の小池邦彦駅長に今後の駅の姿について聞いた。

 東京駅は単なるJR東の駅だとは考えていない。日本を代表する玄関でありシンボルだ。乗車人員は1日45万人超で、まだまだ増える。そうした中で、駅の利用のされ方が変わってきていると感じている。

 これまでは鉄道を利用するついでというのが前提だったが、駅舎の復元や駅前広場の整備で魅力が上がるとともに駅を目的に遊びに来る人が増えた。それに対応するように、駅の仕事も変えていかなければならない。

 通勤客だけではなく、訪日客や高齢者といった幅広い客に対応したサービスや機能が欠かせなくなった。今後の駅の仕事は「寄り添い」だと考える。それを先駆けたい。

 どうしても災害や運行トラブルは避けられないが、対応は早くなった。従来、新幹線と在来線は別々に対応していたが、連携してお客さま目線で動くようにしている。弱点は座って休む場所が少ないことだが、地下工事で吹き抜けの待合スペースを造る。イベントにも使い、何か起きたら退避場所にもなる。

 新一万円札のデザインに選ばれ、非常に光栄だ。ふさわしいサービスを提供できるようにレベルアップし、より高い価値を提供したい。

【プロフィル】小池邦彦

 こいけ・くにひこ 1978年、旧国鉄に入社。水戸支社長などを経て、2017年6月から第25代東京駅長。

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