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JR東海、静岡県と対立で国の調整期待

 JR東海の金子慎社長は12日の名古屋市での記者会見で、リニア中央新幹線の工事をめぐり静岡県と対立が続いている状況について「計画が円滑に進むよう主管庁に措置をしてもらえるならありがたい」とし、国が調整役に乗り出すことに期待感を示した。リニア工事では南アルプスにトンネルを貫く静岡工区(延長約8.9キロ)に関して、大井川の水量減少や自然環境への対策などで静岡県と意見が合わず、JR東海は着工できずにいる。沿線自治体の愛知県の大村秀章知事は早期着工に向け国が調整に乗り出すべきだとの考えを示している。

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