サービス

JTA、初の国際定期便 20年代に実現へ

 日本航空傘下の日本トランスオーシャン航空(JTA、那覇市)の丸川潔代表取締役は共同通信のインタビューに応じ、同社初となる国際定期便を「2020年代には実現したい」との考えを明らかにした。

 想定している候補として、那覇発着で台湾・台北(桃園)や香港、ソウル(仁川)、タイ・バンコクをそれぞれ結ぶ路線を挙げた。

 また、政府が「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄)の20年の世界自然遺産登録を目指していることを踏まえ、今年7~8月に西表島へのアクセスに使われる石垣(沖縄)-羽田線の一部便に、通常より大きい機体を採用すると表明した。

 丸川氏は、国際線の意義を「台湾や香港にとって一番身近な日本は沖縄だ。正面玄関を担うのは航空事業として大事なことだ」と強調。まずは米ボーイングの小型機737で国際チャーター便を飛ばし、利用が好調ならば国際定期便として週に数往復程度を運航する可能性があると指摘した。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus