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キャッシュレス決済を明治安田に導入 (1/2ページ)

 キヤノンMJなど開発 顧客の利便性向上

 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は、富士通、三菱UFJニコスと共同で、金融機関向けキャッシュレス決済システムを開発、構築し、明治安田生命保険に導入した。

 明治安田生命では、手続きの簡略化やスピーディーな対応の実現のため、タブレット型次世代営業端末「マイスタープラス」、社有スマートフォン「MYフォン(マイフォン)」などの導入(2019年9月から順次導入)により、ペーパーレス化、キャッシュレス化を推進しており、併せて顧客の情報を守る強固なセキュリティーの実現にも取り組んでいる。

 こうした要望に対応し、キヤノンMJと富士通、三菱UFJニコスは共同でキャッシュレス決済システムを開発、構築。システムは、決済端末「CA-P1」とタブレット端末を連携させ、クラウド型統合決済プラットフォームを経由してカード情報の認証を行えるため、顧客先でも決済が可能となる。これにより、初回保険料の支払いなどがカード決済で可能になり、顧客の決済に要する時間の短縮や事務手続きの手間を軽減できる。

 決済端末のCA-P1は、キャッシュカード、クレジットカードなどさまざまな種類の決済に対応が可能で、暗証番号入力時にカバーが目隠しとなるのぞき見防止のデザインに加え、プリンター一体型端末のため決済内容をすぐに顧客に確認してもらうことができる。

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