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「依存対策」広がる学びの輪 第2回勉強会 ホール14社、105人参加

 第2回パチンコ依存対策勉強会事務局は13日、東京都中央区のTKP東京駅セントラルカンファレンスセンターで合同勉強会「依存について考えよう」を開催。14社105人が参加した。この勉強会は、1月30日に合田観光商事、ダイナム、ニラク、マルハン、夢コーポレーションが発表したパチンコ依存対策についての共同声明にある「全国のパチンコホールがさらなるパチンコ依存対策に取り組むよう働きかけていく」との内容に準じて、参加企業を拡大して開催。当日は、前出の5社のほか、ABC、サンキョー、三慶商事、正栄プロジェクト、善都、日拓グループ、ピーアークホールディングス、平成観光、デライト・コミュニケーションズが参加した。

 認定NPO法人リカバリーサポート・ネットワーク代表理事の西村直之氏(精神科医)が「パチンコホールスタッフのためのパチンコ・パチスロ依存の基礎知識」とのテーマで講演。商業娯楽の宿命や、のめり込み(依存)について適度な依存と問題のある依存の違いにフォーカスし分かりやすく説明するとともに、ホールができる依存対策として「娯楽の楽しさを減らさない啓発、情報発信」「ユーザーの声を生かした対応サービスの発見」「通常接客の質を少し高めるイメージで」をポイントに掲げるなどした。

 その後、ワークショップ形式でケーススタディーが行われ、参加したホールスタッフは与えられた事例について有効なアプローチを模索した。最後に、勉強会の総括としてマルハンの韓裕社長が登壇。「今日の学びをスタッフ全員で共有し、ぜひ、実際の現場で生かしてもらいたい」と呼び掛けた。(ニュース提供・LOGOS×娯楽産業)

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