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BMWもEV移行を加速 販売は年3割増ペース 前倒し25車種投入 (1/2ページ)

 ドイツの自動車大手BMWは25日、電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)の販売台数を2025年まで毎年3割増やしていく計画を発表した。また、電動車の投入計画を2年前倒し、23年までにEVとPHVを合わせて25車種を発売する。同業の独フォルクスワーゲン(VW)などが来年からの欧州連合(EU)による規制強化に対応する計画を打ち出しており、BMWも追随する。

 25年までに70万台

 今回の計画により、BMWの電動車販売台数は25年までにおよそ70万台に達する見通しだ。同社の昨年のEV、PHV販売台数は14万2000台で、前年比38%増、全体に占める割合は約6%だった。今年は需要の伸びが鈍化し、1~5月の電動車の販売台数は前年同期比約2%増にとどまる。

 EUでは20年から自動車の大半を対象に二酸化炭素(CO2)排出量の規制が段階的に強化され、走行1キロメートル当たり95グラム以下に抑えることが義務付けられる。BMWのハラルド・クルーガー最高経営責任者(CEO)によれば、同社の排出量は現在同128グラムにとどまる。

 ニコラス・ペーター最高財務責任者(CFO)はこの日ミュンヘンで記者団に対し、EV投入計画を前倒しすることで21年までにCO2排出量に関するEUの規制を満たし、罰金を回避する構えだと語った。同CFOは「自分から見て、当社が目標を達成するのは確かだ」と語った。

 同社はこのほか、全拠点で20年以降、再生可能エネルギーのみを購入すると発表。また、英国のEU離脱への対応で1億~5億ユーロを(約121億~609億円)を確保したことを明らかにした。

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