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コンビニ独自のスマホ決済、7月から相次ぐ (1/3ページ)

 コンビニエンスストア大手2社が、スマートフォンにバーコードを提示して買い物ができる独自の「スマホ決済」を7月1日に相次ぎ投入する。キャッシュレス決済の拡大で、人手不足に悩む加盟店の負担軽減につなげる。また、他社の決済サービスから自社アプリに転換を促すことで、顧客属性と購買情報をビッグデータとして収集し、事業拡大につなげる狙いだ。

 ファミリーマートは27日、スマホによるバーコード決済「FamiPay(ファミペイ)」を7月1日から始めると発表。沢田貴司社長は「いろいろな機能をアプリに取り入れ、店舗の負荷を軽減し、客に利便性を提供したい」と話した。

 通常は税込み200円の商品購入につき1円相当のボーナスが付くが、7月中はチャージ額の最大15%を還元するなど、令和2年2月末までで総額88億円の販促キャンペーンを実施。3年2月末までのアプリ1千万ダウンロードを目指す。

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