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ビール類 上半期販売実績 キリン、サントリー 2%増

 ビール大手4社の発泡酒や第三のビールを含むビール類の2019年上半期(1~6月)の販売実績が10日、出そろった。アサヒビールとサッポロビールが前年同期比でマイナス。キリンビールとサントリービールは第三のビールが好調でともに2%増となった。スポーツの催しや10月の消費税増税をにらみ、主力ビールのPR強化や好調な第3のビールの増産で下半期(7~12月)の販売増を狙う。

 上半期のビール類の市場全体はプライベートブランド(PB)を含めた場合でも、約1%減と推計されている。

 アサヒは第三のビールは好調だったものの、主力のビールや発泡酒が振るわず3%減。サッポロは、4社の中で唯一、ビールがプラスだったが、発泡酒と第三のビールの2桁減が響き、全体では4%のマイナスだった。

 キリンはビールと発泡酒がマイナスだったが「本麒麟」の販売拡大で、第三のビールが16%増と全体を押し上げた。サントリーのビール類は上半期として過去最高の販売数量だった。既存品のリニューアルに加え「金麦」ブランドの新商品が伸長したのが主な要因。

 今年から業界団体による課税出荷数量の公表がなくなり、正確なシェア算出ができなくなった。

 下半期の戦略では、アサヒは「スーパードライ」ブランドに磨きをかける。キリンは、本麒麟の年間販売目標を大幅に上方修正。グループ企業がスポンサー権を持つ9月開幕のラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会に合わせ「ハイネケン」に力を入れる。

 サントリーは「金麦〈ゴールド・ラガー〉」が好調で19年の販売計画を当初から2倍に上方修正。サッポロは上半期で不振だった第三のビール「麦とホップ」を大幅にリニューアルして8月に発売し、てこ入れを図る。

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