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新幹線バッテリー走行公開 JR東海、長期停電時に自力移動

 JR東海は10日、東海道新幹線の新型車両「N700S」のバッテリーによる走行試験を三島車両所(静岡県三島市)で報道陣に公開した。JR東海によると、高速鉄道で自走用のバッテリーを搭載したのは世界で初めて。長時間の停電でトンネル内や橋の上で停止した際、安全な場所まで移動できるようにした。

 N700Sは2020年7月に営業運転を始める予定。従来の新幹線車両と比べ、床下の機器を小型化し、配置も見直すことで、バッテリーの設置スペースを確保した。

 この日の試験では、16両中4両の床下に組み込んだバッテリーを利用し、実運用に近い最高時速30キロで走った。バッテリー走行時の車両内は照明が暗くなり、空調が切られたものの、走行自体は通常と変わらなかった。

 JR東海の新幹線はこれまで16両編成が設計の前提だったが、海外展開も見据えたN700Sは短い編成にも対応できるようにした。

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