金融

東京海上、中国旅行大手と連携 安心情報提供で訪日客獲得

 中国のオンライン旅行大手、携程旅行網(シートリップ)と東京海上日動火災保険は、旅行保険サービスの分野で連携協定を結んだ。シートリップの顧客網を通じ、中国人観光客に病院や災害時の避難場所といった安全・安心に関わる情報を提供。訪日客向けサービスの充実につなげる。

 シートリップグループの旅行予約サイトは、中国人客の5割以上が利用するという。東京海上の旅行保険を売り込むだけでなく、同社の日本全国の支店と代理店を活用し、地域の観光スポットや交通手段も紹介する。キャッシュレス決済で医療機関を受診できるようにするなど、トラブル対応も充実させる。

 上海市での調印式で、東京海上の横井文昭常務執行役員は「東京などの大都市だけでなく、いかに日本全国を安心して旅行してもらうかが課題だ」と強調した。シートリップ側の責任者は「今回の連携を生かし、日本の地方自治体とも協力していきたい」と応じた。将来は、日本人の海外観光向けのサービスも開発する考えだ。

 観光庁によると、2018年の訪日外国人旅行者は中国が前年比13.9%増の838万人で4年連続トップだった。(上海 共同)

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus