メーカー

トヨタ、米新工場では新型SUV生産 カローラから変更

 トヨタ自動車は10日、マツダと共同で20年に稼働させる米南部アラバマ州の新工場で生産する車種を、小型車「カローラ」から新型のスポーツ用多目的車(SUV)に変更すると発表した。SUVの需要増に対応する。新型車の詳細は明らかにしていない。

 トヨタとマツダは17年8月、資本提携に合意し、米国に総額16億ドル(約1700億円)前後を投じて新工場を建設する計画を公表した。生産能力は年30万台規模で、トヨタとマツダは15万台ずつ生産する。マツダも新型SUVを製造する。

 カローラの生産は米南部ミシシッピ州の工場で継続する。米市場では消費者のセダン離れが進み、SUVの人気が高まっている。(ニューヨーク 共同)

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus